山陰&宮島旅行(その2)

6月14日の日記です。

電車やバスの本数や乗り継ぎ時間を考慮して、朝5時台に起きて、境港に向けて出発しました。眠いです。

境港へ来た目的は水木しげるロードです。米子から境港へ向かう電車が鬼太郎のキャラのデザインをしていて、自分達が乗ったのは猫娘の車両でした。車両中に猫娘のイラストがありました。そして、目玉おやじと子なき爺の声で車内アナウンスがあり、また、途中駅全てに妖怪の名前の駅名がついていて、こだわってるなぁと思いました。

境港の駅から出たらすぐに水木しげるロードにつながって、ゲゲゲの鬼太郎の妖怪のモニュメントだらけでした。また、鬼太郎、猫娘、砂かけばばあの着ぐるみが水木しげるロードをうろうろしていて、一緒に写真撮影をしてくれました。ちょっとしたテーマパーク的な感じでした。鬼太郎で一番の名物といったら、やっぱり目玉おやじかなと思います。あの「おい、キタロウ」という高い声が印象的です。ということで、一通りまわった後は、目玉おやじのストラップを購入して境港を出発しました。2時間くらい滞在しました。

境港を出て、再び鬼太郎電車に乗って米子へ戻り、今度は島根に向かいました。本当は松江城出雲大社にも行きたかったのですが、時間的に厳しいということで今回はパスして、石見銀山に向かいました。JR特急で米子から大田市駅へ移動し、そこからはバスで石見銀山へ移動しました。下調べをしていなかったので、どのバス停で降りればよいのか分からず、とりあえず、世界遺産センターというバス停で降りたのですが、実はそこは石見銀山ではなく、案内所的な感じのところでした。どのバス停で降りてどういうコースで周ればよいのか、そこで説明を聞いてから、バスに乗り込み、大森というバス停まで行きました。

大森からは鉱山へ向かうコース(片道45分程度)と、町並みを見ながら歩くコース(片道20分程度)の二手の道に分かれていて、まずは、鉱山へ向かうコースに進むことにしました。レンタル自転車屋さんがあるので、歩くのがしんどい人は電動自転車を使って楽して移動できるようになっています。

この日も電車やバスでの移動時間の関係でちゃんとした朝食を食べていなかったので、歩きながら昼食が食べられる場所が無いか探していました。カフェ住留というお店で15時頃昼食を取りました。ココへきてのカレーでしたが、観光地でよく出てくるレトルトっぽいカレーではなくて、ちゃんとしたおいしいカレーでした。鉱山コースは山の中を歩いているような感じなのですが、そういう自然の中で食べるカレーはまた格別ですね。

腹ごしらえをして、再び歩き始めました。途中、間歩という坑道や寺院がいくつかあり、しばらく歩くと、龍源寺間歩という、ここで唯一入って通り抜けが出来る坑道がありました。前の日に続いて天気は良くなかったですが、ずっと歩いていたので汗だくでしたが、龍源寺間歩に入ると、ひんやりしていてかなり涼しかったです。

龍源寺間歩で折り返して大森方面に戻る際には、遊歩道を歩きました。小川があり、ハイキングみたいでした。ここを歩くのは出来れば春か秋がベターですね。そのまま町並みコースの方にも進んでお土産を買って、バスに乗り大田市駅に向かいました。ここでも2時間程度滞在しました。

出雲そばを食べたかったので、出雲市駅付近のホテルを予約していました。大田市駅からは出雲市駅に向かいました。ホテルにチェックインして、ホテルの近くにある、ほしえんというお店に入り、三色割子そばを食べました。割子そばは三段の丸い漆器にそばが入っていて、だし汁にそばをつけるのではなく、そばの入っている漆器にだし汁を入れて食べるそうです。また、食べ終わった段に残っているだし汁を次の段にかけて食べていくそうです。今回食べた三色割子そばは、段ごとにそばの上に乗っているものが卵、長いも、大根おろしと異なっていました。香りが強くてコシがあっておいしかったです。でも量が少なかったかな。H君は3分くらいで三段を完食していました。量は少ないにしても、食べるの早すぎ。食後はコーヒー豆にそば粉を混ぜて挽いたコーヒーをいただきました。

出雲そばを堪能しましたが、まだ何か食べたい感じでしたので、近くのバンブーという居酒屋に行きました。地元島根の料理と九州・沖縄の料理が食べられるお店で、とりあえずのビールと島根の名物を少しずつつまみました。あごのかまぼこ、しじみ、のどぐろなどなど。

その3へ続きます。


水木しげる記念館

石見銀山の龍源寺間歩

三色割子そば